今から150年前の幕末、高杉晋作が山形有朋、伊藤博文などと共に立ち上がり、攘夷一辺倒だった長州藩の姿勢を転向させ、明治維新の礎になったとも言われている「大田絵堂の戦い」の意義啓蒙と勝者敗者への分け隔てのない供養を通じて、日本を想い、地域を想い、家族を想って散っていった御霊への感謝の思いを馳せて頂ければ幸いです。
願成寺では、その意義のある歴史的事実を顕彰すべく、そして、時代や置かれた立場の違いで、表舞台の影となり平等に弔われていない方々を同じように思い続けるために始めたのが、「大田絵堂の戦い供養祭」です。
2024年より「招福茶盛」として新たな歩みを始めたこの供養祭が、地元美祢市の歴史ある街の活性と、より魅力ある街づくりの一助となることを願っています。
このお茶会には二つの願いが込められています。
一つ目は「笑福」。一緒に申込みいただいた皆様で助け合い、笑い合いながら同じ大茶碗で回し飲みすることにより、笑い合い、福を呼び込むお茶会です。
二つ目は「招福」。
お茶はもともと薬として飲まれていました。お茶を飲むことで健康を招き、併せて1年間の幸福を祈って皆様お一人お一人にご祈祷をさせていただきます。
日時:2024年10月6日(日)
場所:高倉山 願成寺 本堂
時間:
・9:30・・・追悼の辞・献茶・奉納舞
・11:00 / 13:30(2席)・・・招福祈祷・笑福茶盛(1時間ほどを予定しております)
*茶席の内容は2席とも同じとなります。1席につき、最大20名ほどの予約制とさせていただきます。
料金:一般 2,500円・小学生以下 無料
*大茶碗で回し飲みが可能な2名様以上でご予約ください。また小学生以下のお子様の参加は2名様以上の保護者同伴でお願いします。