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ひふみ笑福茶盛

ひふみ笑福茶盛に込めた願い

ひふみ笑福茶盛では様々な立場や価値観の参加者の皆さんが、大茶碗に点てたお茶を味わうために、力と心を合わせる。この「一味和合」の光景の中に、分け隔てなく全ての戦死者の方々を慰霊する「和合」の真心を込め、報恩感謝の供養になることを願って開催しています。

そして、御霊への供養と同時に、「ひふみ笑福茶盛」の名前のとおり、参加者の皆さんへ2つの願いを込めています。

1つ目は「笑福」です。「笑う門には福来る」の言葉もある通り、参加者の皆さんで助け合い、笑い合いながら同じ大茶碗で回し飲みをすることで、福を呼び込むお茶会です。

2つ目は「招福」です。お茶はもともと薬として飲まれていました。お茶を飲むことで健康を招き、併せて幸福を招いて頂くように、参加者の皆さんにご祈祷をさせていただきます。

ひふみ笑福茶盛の開催経緯

願成寺のある美東町大田では、幕末に萩政府軍と、高杉晋作が率いる倒幕を掲げた諸隊が戦った「大田・絵堂の戦い」が起こり、諸隊が勝利したことで長州藩は倒幕へと舵を切り、明治維新の大きな原動力となりました。 
しかし、国や藩、家族を想い戦った末に多くの犠牲者を出してしまい、勝者側は手厚く葬られる一方で、敗者側は人知れず葬られてきました。

願成寺では、その意義のある歴史的事実を顕彰し、時代や置かれた立場の違いに関係なく、御霊への感謝の想いを大切にしていきたいと始めたのが「大田絵堂の戦い供養祭」です。

2024年より「笑福茶盛」として新たな歩みを始めたこの供養祭が、地元美祢市の歴史ある街の活性と、より魅力ある街づくりの一助となることを願っています。

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今回は、新大作の大茶碗も登場します。

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開催詳細

日時:2025年4月26日(土)

​場所:高倉山 願成寺 本堂(アクセスはこちら

時間

①1席目 10:30〜11:30

②2席目 13:00〜14:00

③3席目 14:30〜15:30

献茶 → 招福行事(祈祷) → 笑福行事(大茶盛) → 煎茶席(自由参加)の流れとなります。

*各席の流れは同じとなります。ご予定の合うお時間をお選びください。

 

<参加費>

大人 ¥2,000

中高生 ¥500

*各席 定員15名にて締切とさせていただきます。

*当日券は各+¥500、小学生以下は参加無料。

*おひとり様の参加も可能です。

<ご注意>

*笑福茶盛では茶道精神の元、参加者の皆さんで助け合い、笑い合いながら同じ大茶碗で回し飲むスタイルでのお茶会となります。お一人様でのご参加ももちろん大歓迎ですが、個別茶碗でのご提供はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。

*お茶席の準備の都合上、お申込み後にご都合が悪くなった際のキャンセルは、行事開催3日前までにご連絡をお願いいたします。以降のキャンセルでの返金はできかねますので併せてご了承ください。

主催:ひふみ笑福茶盛 実行委員会

​共催:大田・絵堂の戦いを顕彰しよう会、山口大学茶道部、願成寺

無事終了いたしました

過去の活動

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2015年 ひふみ灯籠

「大田絵堂の戦い」の戦死者52名の供養として、今を生きる私たちの「志」を記した写経用紙に灯を灯し、鎮魂の願いを込めて大田川に灯籠を流しました。

2016~2017年

萩光塩学院高校書道部ををお招きし、「志命」をテーマにした書道パフォーマンス、写経体験、灯籠作りワークショップ、地元神楽舞奉納などの様々な企画を行いました。

2018年 明治維新150年 歴史講演会

大田・絵堂の戦いを顕彰しよう会

​代表世話人 山口敏昭 氏

2018年は明治維新150年の節目ということもあり、関係者を中心に今後の供養祭の在り方を再確認する意見交換会を行い、150年の記念事業として桜の植樹をする企画の立案・準備期間としました。

2019年 ひふみ桜 植樹準備

2020年 ひふみ桜 植樹

「公益財団法人 日本さくらの会」様並びに「イカリ消毒株式会社」様の全面協力のもと、明治維新150年と「大田絵堂の戦い」の殉職者53名の鎮魂を願って、202本の桜を地元大田小学校の全校児童と共に願成寺の裏山に植樹しました。

この桜は「大田絵堂の戦い」殉職者の冥福を祈ることはもちろん、これから続いていく子どもや孫をはじめとする未来の子ども達の幸せを願うために、そしてこの地とご縁のある多くの「命」そのものを大切にしたい。そんなそんな願いを込めて植樹しました。桜の時期にはぜひお花見にいらしてください。

2024年 ひふみ招福茶盛

願成寺の地が舞台となり、明治維新の礎になったとも言われている「大田絵堂の戦い」の意義啓蒙と勝者敗者への分け隔てのない供養を軸に、大人一人でも抱えるのは大変なほどの大茶碗で皆でいただく茶席を設け、「同じ一つの味を共に味わって和みあい結束を深める」という一味和合の精神を感じていただける供養祭となります。

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